日々を綴る

      2005.6.水無月より

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フィンランドのくらしとデザイン展


年末に切り抜いた紙が、年明けには、前売りチケットとなって、
今日、私は神戸にやって来た。
何とも幸せな一日。

北欧好きには、ちょっぴり物足りない感が残る展示だったかも知れないけれど、
カイ・フランクのプロダクトのデッサン画は、それだけを部屋に飾りたくなるような、
素敵なデザインだったり、アアルトの木工レリーフの曲線に心を奪われたりと、
暮らしの中に息づく美しさは、やはり素晴らしいものだった。
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がくがく展


濱ちゃんのがくがく展。
もう居てもたっても居られなくて、駆け足で丘へ急ぐ。
いつもは、のんびりと丘を目指すのに、この日ばかりは、気持ちが焦ってしまう。
それは、楽しみでたのしみで仕方なかったから。
濱ちゃんがとても純真だから、
見に行く私までも、子供のような気持ちになる。
だから、このわくわく、どきどき、誰にも止められないのだ。
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文便の旅


まだまだ、冬らしい冷たい空気が、
足元に根をはらした、2月のある日。
切り絵作家、濱田さんの穏やだけど、しゃんとした、
一年間を通しての試みが、一先ず終わりを遂げた。

私は、いつもより少し遅めに納屋の裏へ向かったのだけれど、
もうすでに、便箋たちは、誰かの元へと旅立っていた。
空っぽになった木箱の中には、
ポツンと濱田さん作の切手入れが残っていて、
それは、まるで海の安全を守る灯台のようで、
「もう、みんな無事に旅に出たよ。」
と教えてくれているみたいだった。

文便は、いつだって、季節の移ろいと共にやって来た。
その速度に合わせるかのように、
我が家の小さくて大きな人も、すくすくと成長していった。
一ヶ月に一度、納屋の裏で、濱田さんと会う度、
「大きくなったね。」
そんな温かい言葉をかけて貰った。

濱田さんに会えること。
切り絵が素晴らしい、便箋を手に取れること。
小さくて大きな人の成長を見てもらうこと。
文便をお願いすること。
ポストにちょこんとやって来ること。
連なった小さな世界を眺めながら、ビリビリとドキドキしてやぶること。
宝物が入っていること。

その一連の全てが、温もりに満ちていて、
本当に素晴らしかった。
作品の素晴らしさは、勿論。
人と人とが繋がってゆく。
その瞬間を心で感じる事が出来た。

私の手元にやって来た便箋は、
少しづつ少しづつ
時間をかけて、大切な人の元へと
旅立つだろう。
濱田さんから託された旅は、まだ終わっていない。
これからも続く、文便の旅。

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繋いだ手と手


ちょっぴり冒険。
今の私にとって、旅にでも出かけたような一日。
井藤昌志さんのシェーカーボックスを訪ねに、季の雲へ。

柔らかな曲線。
しなやかな丸み。
重なり触れ合う、木の感触。
蓋を閉めた瞬間に感じた、安堵感。
しっかりと繋いだ、手と手みたいだった。

楓と楢のトレイは、もう何年も愛情を注がれた、
暮らしの一部のようにもみえる。
つるりとしたその姿に、おいしいお茶の時間がすぐに浮かんだ。
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椿野恵里子 カレンダー展(月草)


椿野恵里子さんのカレンダー展を拝見しに、雪月の月草へ。
紅葉した葉が未だ舞い散る秋篠の森も、冬の透き通るような静かな空気が、焦り始めた師走へのざわめきをきりりと引き締めてくれた。
硝子の小屋では、月日を重ねた道具や器、そして、可憐ではなく、芯の強い枝花が飾られていた。
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お茶の時間 展



今日は、「お茶の時間 展」を拝見しに草灯舎へ。
草灯舎さんから送られてきたDMの美しさに惚れ惚れしていたグループ展。
DMの写真は、椿野恵里子さんが撮られたと知り、なるほどと納得した。

海岸ビルヂングの階段を登る辺りから、既に胸の高鳴りが始まり出す。
いつもの事だと分かりながらも、日常では中々味わえない高揚感に暫し酔いしれていたい。
この眼で見て、この手に触れて、この耳で聞く。
江藤さんが丁寧に説明をして下さるので、作品がどんな風に生まれたのかを知ることができる。
器が生まれた物語。
沢山の事は吸収出来ないとしても、ほんの少しでも、新しい何かを知る事が出来たら嬉しい。
花に水をあげるみたいに。
少しづつ、様子を見つつ、見守りつつ。
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便船

先日、9月1日からpuatre saisons plainで始まった、玉井さんの「便船」大事なことばを綴り、船にのせ、、玉机展を訪ねに梅田まで。
キャトルセゾンが9月で20周年を迎えるのを記念して、玉井さんが手紙のようなものを届けるような気持ちで、便船セットや手帳を制作された展示会。
墨をにじませ、天日で干して作られた紙。
影絵のような、船のスタンプ。
夏の思い出をそっと引き出しにしまって、一枚の紙に海を映すみたいに。

遠くから聞こえる波の音。
静かな海に浮かぶ便りを乗せた船。
ぷかぷか浮かぶその姿に、この夏の思い出を重ね合わせて。
波のリズムに身をあずけ、とても暑かったこの夏も既に懐かしい思い出。
やがて秋が訪れて、木々の葉が染まりゆくリズムで、又毎日が過ぎてゆく。
帰り道、地面に映る影がどんどんのっぽになって来ている事に気がついた。

sewing tableの傍らにそっと置かれた、スエばあちゃんの写真展が綴られた一冊。
胸の奥がぎゅっとなって、どこからともなく溢れ出る温かい気持ち。
その一冊を捲る度、玉井さんのスエばあちゃんへの思いが痛いほど伝わってくる。
大切な一冊は、幾人もの手に取られ、既に角はまるまり擦れてしまっている。
それでも、そこには穏やかな木漏れ日が射し込み、綴られた思いの深さに日々包まれている。
言葉は心の中に生き続け、ある日ぴょこんっと顔を出す。
あの時気付けなかった思いも、いつの日か胸の奥に。
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雨の唄



畑尾和美さんの個展「雨の唄」を拝見しに行く。
ここ数日は、梅雨の中休みで暫く雨とは会えていない。
雨には、何か不思議な力があるような気がする。
人は昔から、雨を思い浮かべる度、何らかの物語を感じていた。
運命をも変えてしまうような、そんな物語が始まりを告げたり、終わりを遂げたりする。
雨音が全ての雑音をかき消し、真実の源へと私達を誘ってくれるのかも知れない。

ギャラリーに響く、ピアノの音色。
覚えたての言葉をあどけない表情で子供達が伝える音色。
ぽつりぽつりと雨の滴がトタンの屋根に落ちてゆく音色。
恋人たちが囁くように交わした声の音色。
日常の何気ない出来事が、刺繍の中に綴られている。
毎日の出来事、繰り返される日々。
歩んできた道、これから歩む道。
振り返ると昨日までの自分は既に轍となっていた。

風が吹く度、ゆらゆら揺れる。
横からそっと覗いてみると、天井から吊るされた糸がまるで雨のように見えた。
雨の轍。
ザァザァ、シトシト、ポツポツと。
迷いは、その雨で洗い流された。
振り返って見えた自分の轍。
後悔はもうない。
雨が教えてくれた始まりと終わり。
別れと出会いを繰り返し、又新しい轍を作るのだろう。
ピアノの音色が一瞬、優しい歌声に聴こえた。
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渡邊 浩幸 作品展(kitoneにて)



雨の金曜日。
京都まで車を走らせる。
この日から始まった渡邊 浩幸作品展を拝見しにkitoneへ。
お昼過ぎに到着したのだけれど、雨足は強まる一方。
雨宿りをするように、kitoneの扉を開いた。
オレンジ色の柔らかい光に包まれた世界。
より深い柔らかさ。
「木と根」の前者がより深い。
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大村剛展(旅日記をめくる)

旅日記の2ページ目をめくる。
心のままに。

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