日々を綴る

      2005.6.水無月より

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足りないもの


足りないものを探すよりも、今こと足りているものを探すほうが以外に難しい。
足りないことって、案外心地良い。
何かが足りないと思えば思うほど、夢や希望が湧いてくる。
散文 | - | - | 

雲が秋を運んでくる


これは、まだ暑い、まだ暑いのかと嘆いていた9月の終わりに見上げた空。
雲は、いつだって次の季節を運んでくる。


 
散文 | - | - | 


旅から戻ることを想像しながら、人は旅に出る。
波が寄せては返すように、旅に出ると言う事は、また戻ってくると言う事。
日々の他愛ない出来事が、旅に出た私を特別なモノに出会わせてくれる。
4歳のぼんとのこの旅も、いつかの夏になることを、ちゃんと意識の中に留めておかなくてはならない。
思い出は、懐かしむことを前提に作られる。
一年、一年、成長してゆくぼんの姿に、沢山の思い出が作られてゆく。
散文 | - | - | 

蝉が鳴く

蝉が鳴いた。
空は蒼く、風が澄んだ朝だった。
まだまだ、その声は頼りなく、時折休憩しながら鳴いていた。
夏が来るんだね。
夏は来たんだね。

散文 | - | - | 

夕暮れ


冷蔵庫の中みたいな冷たい空気に包まれて、
かじかむ手を擦り合せながら、見上げる空。
冬の夕暮は、一段とドラマチックに終わりを遂げる。
名残惜しんでいるのは、こちらばかり。
あっという間に、さよならを告げる。

散文 | - | - | 

虹の後に蝉

 
虹が出たら、蝉が鳴いた。
雨が上がって、夏が来た。
それは、突然に。
それは、偶然に。
散文 | - | - | 

春を想う


枝を覆うモノは、何もない。
寒々とした木々を眺め、
花咲く頃を想う。

ふわりふわりと雪が舞う。
雪は、散りゆく花びらに見えた。
ふわりふわりと花びらが舞う。
思いを浮かべるだけで、心に春がやって来た。
散文 | - | - | 

始まりは終わる頃


これは、朝だ。
嘘、偽りもない朝なのだ。
まるで、夕暮れみたいなみかん色で空がにじむ。
これは、始まりだ。
終りではなく、暮れゆく頃でもなく、始まりなのだ。

始まりは、終わりへと向かい、
終わりは、始まりへと向かう。
始まりは、終わる頃。
背中合わせでぐるりと回る。
散文 | - | - | 

海へと繋がる


ここは、確か丘の上。
窓の外には、納屋へと続く道もある。
それなのに、そのはずなのに。
目を閉じれば、波の音が聞こえてくる。
暫くすれば、目を閉じなくとも、
青い海が広がってきた。

ここは、確か丘の上。
ただぼんやりと眺めているだけで、
知らず知らず、海へと繋がっていく。
静かで穏やかな、朝の海。

散文 | - | - | 

夢かまぼろしか


それは、まるで夢かまぼろしか。
誰に問うてみても、全ては、過ぎ去った夏。
小麦色の小さな子だけが、その答えを知っている。

朝日に照らされた砂浜は、ブロンズ色に輝いていた。
波は、思ったよりも高く。
容易く近づくと、心まで奪われそうな力強さ。
遠くの山は、まだシルエットでしか顔を出していない。
波と風と太陽が、そのバランスを保っている。
散文 | - | - | 
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